英語力は毎日コツコツとやってないと、残念ながらすぐに落ちてしまいます。
特に、英単語力は日ごろから忘れないようにしていないと、いざ書いたり話したりするときになると忘れてしまっていることも多く、日常的にキープしていく必要があると思っています。
私のように、帰国子女でもなければ、英語の環境で育ったわけでもないのに特に対策をせずにTOEICのテストを受けて950点をキープしておける方法を紹介したいと思います。
何はともあれ単語力
賛否両論あると思いますが、私が最も大事にしているのは常日頃から単語力をキープしていくことです。
リスニング力、リーディング力、ライティング力、どの能力も基本となるのは基本的な単語を知ってからこそできる能力だと思っています。
これは医学に例えるならば鑑別診断と同じだと考えられるのではないでしょうか。
どれだけ生理学や生化学、解剖構造などを知っていてもそもそも疾患名そのものを覚えていなければどんなにその疾患の情報があったとしても疾患名を答える事はできません。
そして、疾患をたくさん知っていればしているほど鑑別診断としてあげることのできる疾患数が多くなり思い浮かべた疾患から確定診断を導くことが可能となってきます。
英単語力についてはどうでしょうか。
よくある話が、英単語を知らなくとも文脈の前後からその単語の意味をある程度推測することができると言う話です。
もちろんそのようにして前後から単語の意味を推測することができるのですが、そもそもその単語の意味を知ってさえいればそのようなことをする必要はありません。
さらに言うと、昔よくあったこととして、文章の中で知らない単語が2つ3つ続いてしまい、前後から類推することが難しかった経験がありました。
このような経験から、常日頃から時間のある時には英単語力を身に付けようと考え始めました。
マニアックになる必要はなし
いつも気にしているのは、自分がキープしている単語が日常的に使われる単語かどうかということです。
マニアックな英単語覚えたとしても、日常的に使われる英単語でなければそもそも英語力がない人が難しい単語を使ったとしても相手に伝わらないことが多いと思っています。
日本語でも同じですが、話している時にいきなりマニアックな単語を話されたとしても前後の文章がきちんと伝わっていなければそのマニアックな単語も伝えることができません。
それよりは、日常的に使われる英単語を増やしていって、同じような文章でも同じ単語を繰り返すだけでなく異なった英単語を話すことによって相手に伝わることが多いと考えています。
私が拠り所としている最低限の英単語レベルはNHKの実践ビジネス英語です。
NHK実践ビジネス英語の良いところは、毎月新たな教材が発売されるということで、時事的な話題も多いですし、文章の基本が会話形式になっており日常的に使われる表現がふんだんに盛り込まれていると言うことです。
このように日常的な会話で使われるレベルの英単語ストックを増やすことによって、TOEICなどのテストでもほとんどわからない単語はなくなっていくわけです。
もちろんTOEFLのように学術的な英単語を覚えなくてはならない場合は別ですが、TOEIC対策と日常会話で使うレベルの英単語を身に付けるにはこのNHK実践ビジネス英語のレベルがちょうどいいかなと思っています。
iPad miniとApple Pencilで単語帳が最強
最近発売されたiPad mini (第5世代)とiPad Pencilの組み合わせで英単語帳を作成しています。
これが非常に相性がいいです。
以前まではExcelなどで英単語帳を作成したりしていたのですが、正直長続きしませんでした。
この原因として、移動中などにパソコンを開くことができないことと、空き時間に軽い気持ちでラジオ講座を聞くことができなかったからです。
しかし、iPad mini (第5世代)がツールとして加わったため強力な英単語帳として活躍しつつあります。
やはり自分で英単語を書くと言う作業は、私の中では覚える作業の1部を担っているわけで、タイピングをして英単語を書くと言う事とは1線を画しています。
つまり、英語を聞き、文章を読み、わからない英単語を書き写すと言う基本的な作業によって英単語のレベルをキープしていると考えているわけです。
まとめ
英語力を向上させるのではなくキープするためには日ごろから英単語力を鍛えておく必要があります。
そのために私が使っているのはNHK実践ビジネス英語です。
NHK実践ビジネス英語は時事的な話題、日常会話で使われる英単語がバランスよく含まれておりちょうど良い教材として長く使っています。
今まで使っていた紙の単語帳ではなく、最近はiPad miniとApple Pencilを用いてデジタル単語帳を作成しつつあります。
この組み合わせによって、すきま時間に効率よく単語帳を作成して時間があるときに見直すことが簡単にできるようになりました。
このように単語力をキープすることによってTOEICの950点をキープしています。